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やさしさの精神病理 (岩波新書)
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| 商品カテゴリ: | 医学,薬学,医療,看護,介護
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| セールスランク: | 20936 位
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| 参考価格: | ¥ 819 (消費税込)
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本当に必要なヤツは読まないだろうな
「やさしさ」とは何かの本質をとらえた名著。
普段、新書はあまり読まないのだが、これは出版当時、会社でイジメに遭って「あちら側」と「こちら側」を行ったり来たりしている友人にストーカーされていた時期だったので、つい買い求めた。私自身も「やさしさ」にとらわれていたことに気づかされたし、うっすらと感じていたけれど自信がなかった「間違ったやさしさ」を裏づけてくれて、ありがたかった。
いわゆる「アダルト・チルドレン」だったと思われる彼女、危うく引き込まれそうになって縁を切ったが、今、どうしているだろうか。
是非。
カタイ文章を読むのが苦手ですが、この本は3日で読み切れました。
「精神病理」という、少し一般の人にはもしかすると難しく感じられるかもしれない名のつく本でありながら、文体も全くカタイものではなく、のめり込んで読む事ができました。
仕事や人間関係(家族、友人、恋人)などに対しての自分自身の考え方に、全く新しい観点を与えてくれます。
全体を通じて過剰な「やさしさ」の問題点を指摘され、自分自身の行動や性格を見つめ直させられるという”心と身体が引き締められる”ように感じさせられる部分もありながら、一章一章、読んだ後には何とも言えない”心と身体がフワッと軽くなる”ような感覚も与えてくれる、不思議で、なおかつ圧倒的な印象を残す本です。
連作短編のような…
小説の連作短編のような印象です。
たぶん、あえてフィクション風に書かれているのだと思います。
そのため読みやすかったのですが、ところどころ「嘘」臭い感じも。
なんでもかんでも「やさしさ」に転換するところなどは、こじつけじゃないかな、とも思いました。
とはいえ、バブル時代ぐらいから、「清潔」とともに「やさしさ」というものが異様に意識されてきているのは確かだと思います。
「やさしさ」をテーマにした広告コピーの影響かもしれませんが。その辺の背景も分析してくれれば、もっと読み応えがあったと思います。
★席を譲らないのも”やさしさ”!?★
●病気の範囲に入ってきた各種「行き過ぎたやさしさ」とは? 具体例で分析する。
・”やさしい”時代のパーソナリティ(やさしくない”やさしさ”、他)
・涙のプリズム(私達の気づかい、他)
・ポケベルのささやき(失われた絆、他)
・縫いぐるみの微笑み(あんた何者?、他)
・沈黙のぬくもり(言葉は邪魔、他)
・”やさしさ”の精神病理(”やさしさ”からの逃走、他)
・心の偏差値を探して(「自分」発見!、他)
●きょうびのやさしさはホットでもクールでもない、お互いに相手の気持ちの中に踏み込まない「ウォーム」なやさしさだという。それにしては相手の都合を無視する携帯でのつながりを異常なまでにもとめる精神というのはどのような病理なのであろうか。
やさしさの本質に迫る名著
新しいタイプの “やさしさ” についての興味深い考察がなされています。
「精神病理」という硬めのタイトルですが、かなりやさしく書かれた新書なので気軽に読んでみてください。
相手の気持ちに配慮し、わが事のように考える旧来の「やさしさ」
相手の気持ちに立ち入らずに、滑らかで暖かい関係を保っていこうとする “やさしさ”
この “やさしさ” は、席を譲らない “やさしさ” であり、好きでなくても結婚してあげる “やさしさ” であり、黙りこんで返事をしない “やさしさ” です。
本書では「やさしさ」から “やさしさ” へ移り変わっていった背景が、具体的な症例をもとに説明されていきます。
実際の症例・エピソードをもとに語られているので、非常に納得させられると思います。
また、10年以上も前に出版された本なのですが、この “やさしさ” 論は今でも十分に新鮮な内容を持っています。
現在ますます “やさしく” なっている若者たちの本質を、誰よりも先にズバリと読み切っていたことに驚かされるはずです。
久しぶりの5つ星オススメ新書ですね☆
岩波書店
豊かさの精神病理 (岩波新書) 顔をなくした女―〈わたし〉探しの精神病理 (岩波現代文庫―社会) 食の精神病理 (光文社新書 (116)) 純愛時代 (岩波新書 新赤版 (688)) 診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界 (新潮文庫)
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